合成石英ガラス(SK-1300 Series)
紫外光から可視光/近赤外光までの広範囲において、高透過率な素材です。耐光性も高く、単色レーザー光/高輝度多色光などあらゆる光透過材料として用いることが可能です。
紫外光から可視光/近赤外光までの広範囲において、高透過率な素材です。耐光性も高く、単色レーザー光/高輝度多色光などあらゆる光透過材料として用いることが可能です。
紫外光から可視光/近赤外光までの広範囲において、高透過率な素材です。耐光性も高く、単色レーザー光/高輝度多色光などあらゆる光透過材料として用いることが可能です。
合成石英ガラス(SK-1300 Series)はオハラ・クオーツが超低損失光ファイバー製造技術であるVAD(Vapor-phase Axial Deposition)法を応用し、長年培った製造技術の独自改良により実現した、広範囲波長に利用可能な光透過用途素材です。優れた均質性/耐光性/耐熱性/低膨張などの特性を合わせ持ち、高精度を必要とする半導体製造装置/計測機器/検査装置や高出力レーザー/高輝度ランプなどを用いた過酷な使用環境にも利用されています。また、耐薬品性や生体適合素材であるシリカ(SiO2)のみの純粋な組成であることから、理化学/医療機器やバイオなどにも利用可能です。
SK-1300(低水材)では波長165~2,600nm、 SK-1310(無水材)では波長180~3,400nm、 の波長範囲において透過率80%以上の 光透過性を有しております。
SK-1300(低水材)をベースに、屈折率均質性1ppm以下まで保証可能な製品をラインアップしております。ロット間のバラツキも屈折率の影響因子が小さい為、100ppm以下の範囲で制御可能です。
利用光の光吸収がほとんどなく、構造が励起されにくいことから、構造劣化/欠陥生成等がされず、良好な透過率を維持します。 励起されやすい紫外線レーザー用途には、特殊なアニール処理を行っています。
明確な融点を持っておらず、軟化点1,600℃/歪点1,060℃の熱的特性を有しており、使用環境にもよりますが、常用温度900℃/最高温度1,000℃まで利用可能です。
線膨張係数は5.5x10-7/K以下で、通常のガラスの1/10程度の膨張率しかなく、精密な温度管理のもとにナノレベルでの制御が可能です。熱衝撃にも強いことから、温度変化の激しい環境下で利用可能です。
フッ酸/リン酸/アルカリ溶液及び雰囲気以外の環境に耐性があり、素材(SiO2)純度は、99.99%以上であるため、環境制御する為の基材として利用可能です。
SK-1300(低水材)透過率
SK-1310(無水材)透過率
製造・販売:株式会社オハラ・クオーツ 企業サイトを見る