トップメッセージ
株主や投資家の皆さまへのメッセージを掲載しています。
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オハラは、日本初の光学ガラス専業メーカーとして1935年に創業しました。創業以来、新たな素材の可能性を追及し多様なパートナーとともに価値協創を続けることで、生活文化の向上や技術革新に寄与するユニークなガラス素材を開発・提供してまいりました。当社が提供するガラス素材は、光学機器、医療、バッテリー、宇宙開発といった幅広い産業分野の発展に貢献しています。例えば、高精度が求められる宇宙天文分野では、アポロ11号、すばる望遠鏡、大型望遠鏡TMT(Thirty Meter Telescope)といった時代の最先端プロジェクトで当社製品を採用いただいています。最先端技術に貢献するガラス素材へのあくなき挑戦こそが当社の技術力と事業成長の礎となっています。
当社は、「ひかる素材で、未来をひらく」というブランドスローガンを掲げ、既存事業の深化、新規事業の探索、経営基盤の強化という3つの経営方針を軸に、未来の社会でも必要とされる100年企業となることを目指した「長期ビジョン2035」を策定しています。特にガラスの組成開発力、製造技術力をベースに事業拡大を進めているエレクトロニクス事業では、成長著しい半導体市場やリチウムイオンバッテリー市場へ貢献する機能性素材の開発・販売に注力することで、さらなる事業成長を目指しています。
オハラは、『ユニークな特性を持った「ひかる素材」こそが製品技術の差別化の鍵となる』、『我々の素材で未来の社会課題を解決していく』という信念を持ち、妥協なきものづくりで人々の夢や豊かな未来を実現する最高品質の先進素材をこれからも提供してまいります。
ステークホルダーの皆様のご期待に添えるよう全力を尽くしてまいりますので、今後ともご支援賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役 社長執行役員
齋藤 弘和