株式会社オハラ

トップメッセージ

株主や投資家の皆さまへのメッセージを掲載しています。

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代表取締役 社長執行役員 齋藤 弘和

当社は1935年の創業以来、光学ガラス専業メーカーとして、常に時代のニーズに即応した光学素材を開発・提供することで日本の光学産業界の発展に寄与し、光学ガラス業界におけるパイオニアとしての地位を確立いたしました。
オハラの光学ガラスは、光の可能性を最大限に導き出し、より鮮やかで高精細な映像を実現するために、デジタルカメラのレンズ素材をはじめ様々な光学機器、デジタル関連機器に使用されております。

光学ガラスはその長い歴史の中で、求められる光学特性(屈折率、分散、透過率)を得るために、さまざまな成分が使用され非常に多くの種類が開発されてきました。
当社では地球環境保護、資源有効活用の観点から、いちはやく光学ガラスのエコ化を推進し、今ではほとんどの光学製品を環境対策光学ガラス(ECO OPTICALGLASS)としてご提供いたしております。最近では非球面レンズ向けのモールドプレス用レンズプリフォームとして最適な素材である、高品質、高性能な低Tg光学ガラスを、豊富な性能バリエーション、形状で開発しご提供いたしております。 また、光学素材の組成開発力や製造技術力をベースとしてガラスの新たな可能性を追求し、高度な結晶制御技術を駆使して、エレクトロニクス関連産業などの幅広い分野において、キーマテリアルとなる機能性素材として、半導体製造装置・液晶露光装置向けの極低膨張ガラスセラミックスなどを開発・提供して、事業領域の拡大を続けております。

なお、当社は、オハラグループ長期ビジョン2020を策定しております。長期ビジョン・ステートメントの中で大切にしている価値観は、『人と社会の未来』への貢献、変革への実行力、人を大切にして育てる経営、オハラの遺伝子を引き継ぐ最高品質へのこだわり、素材開発力を極めた先進素材の世界中への提供、顧客の求める価値の実現などであり、事業ドメインとしては、『光』というベース事業と『エレクトロニクス』という事業に加えて、新たに『環境・エネルギー』分野に進出して、地球環境を改善することに企業市民として貢献してまいります。そして当社は、最高品質、先進素材で技術をリードし、人々の夢、豊かな未来社会の実現を常に目指す『夢実現企業』となることを宣言いたします。
オハラグループの一層の発展を実現し、ステークホルダーの皆様のご期待に添えるよう全力を尽くす所存でございますので、今後ともよろしくご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役 社長執行役員
齋藤 弘和

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